2013年6月4日火曜日

私は営業のはずだが???

私の仕事はとある機器メーカーの営業職。

取引先やユーザーを訪問し、自社の製品を買ってもらうのが営業の私の仕事だ。

そして、製品を売る以上、そのアフターメンテナンスが付きまとう。

それはサービス部門の仕事になる。


最近、このサービス部門の責任者が、メンテナンスパッケージという物を作った。

車でいうと、「車検20万」、「1年点検10万」というようなものだ。

メンテナンスの価格をパック料金にし、ユーザーに分かりやすくするというものだ。

まぁ、発想自体は間違っていないと思う。

ただ、何にでも競争というのがある。

ライバル他社と比較して、このパック料金が30%も高い。

これではユーザーは納得しない。

さらに、このメンテナンスパッケージを売るのに、サービス部門の投資はゼロ。

各営業マンのノルマにすると言うのだ。

問題なのは、ノルマ未達成だと各営業マンの業績評価に反映させる、という仕組み。

このサービスパッケージを売るのに時間がとられ、製品販売の目標金額に達成しなかった場合、その責任の所在はサービス部門ではなく、営業部門の責任となる。

で、このパッケージの売り上げが伸びなくても、それは営業マン個人の責任となり、昇給や昇格に影響すると言う。

これでは、サービス部門は机の上でパッケージを作っただけ。

あとは営業でやってくれ、ということになる。

こんな仕事なら、アルバイトにだってできる。


さらに問題なのは、営業マンの上に営業部門とサービス部門の2人の上司がいることになる。

いやいや、それはもはや営業マンではなく、半分サービスマンになってしまう。

“船頭多くして船山登る”となるのは目に見えている。

馬鹿な考えは再考してもらうしかない。



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