2012年2月20日月曜日

アンニュイな人々...その2

大人4人無事に離島に着き、そこでの仕事を終え、今度は帰りのフェリー乗り場でのこと。

往きのフェリー乗り場で、この船会社、釣り銭を準備していないことは学習済み。

なので、窓口のおばさんに、往きと同様に私がまとめて釣り銭のいらないように4人分支払い4枚の乗船券を入手。

で、往きのフェリーの切符を買ったときと同じお願いをしました。

「宛名なしでかまいませんので、領収書を4枚、お願いします。」

往きのフェリー乗り場では問題なかったのですが、帰りのフェリー乗り場では信じられない返事が...

「4枚も?」

その言葉をすぐに理解できず、聞き返す私。

「え?」

そうすると、少し切れ気味に窓口のおばさん。

「だぁかぁらぁ、4枚も書くの?」

頭の中で何かが“プチッ”と音を立てて切れましたが、そこは大人、どうにか怒りを抑えて...

「はい!書いてください!」

と、少し強めの口調。

おもむろにペンと領収書の冊子を出して、書き始めるおばさん。

それを見た私、心の中で(勝った!)と、ひそかにガッツポーズ。

ところが、聞こえてきたんです...

「チッ」

そう、舌打ちしやがったんです、このおばさん。

ここまで来ると、このアンニュイさ、尊敬に値するかもしれません(^_^;)

ちなみにそのおばさんの書いた領収書、惚れ惚れするような達筆でした。

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2012年2月5日日曜日

アンニュイな人々・・・

先日仕事の関係で、長崎市内の客先の出張所を数箇所、2日間かけて回ることとなりました。
目的は、私の会社が提供するソフトウェアーを客先の出張所のPCにインストールする為ですが、インストールするには管理者権限でログインした状態でなければいけない為、ユーザーのIT管理者の方にも同行してもらいました。
他に同行者として、わたしの会社の代理店の方と、そのさらに代理店の方です。
つまり、合計4名で回るわけですが、同年代の男4人、そこは仕事を超えて話に花が咲き、楽しい2日間となりました。

前置きが長くなりましたが、とにかく、勤める会社が別々な4人が2日間、行動をともにしたわけです。
で、訪問しなければならない出張所のうち、2箇所は長崎市の離島。
そこで、今回の題名に書いた「アンニュイな人々・・・」に出会ったわけです。

最初に予定していた離島へのフェリーのチケット売り場のありそうなところに車を停車。
前もってネットで調べていたフェリーの時間まで1時間ほど余裕があったので、事前にチケットを買おうと思いチケット売り場を探しましたが、それらしい所が無い...。
仕方なく、その建物に入っている長崎市の出先機関のような事務所で尋ねたところ、「船の出発15分前にフェリーの運行会社の人が来て、窓口が開くと思います。窓口はそこですよ。」と丁寧に教えてもらいました。
仕方なく、その辺を散策した後、窓口付近で待機していると、20台後半のヒョロっとした青年が背中を丸めて登場。
そのまま、すすっとチケット売り場の裏口に消えて行き、映画館のチケットをやり取りするような半円に切られたアクリルの仕切りのカーテンが開き、チケットの販売開始。
車も搭載できるフェリーですが、車は港に置いていくので、旅客1人当たり550円、4人で2200円になります。
4人がそれぞれ買うよりは、と思い、私が代表で「大人4人分、願いします。」といって3000円を、その半円の窓から差し出しました。
ところがその青年は、差し入れられた3枚の千円札をチラッと見て無視...。
聞こえてないのかなぁ、と思った私は少し声のボリュームを上げて「大人4人、お願いします!」
そうすると、その青年、アクリルの仕切り版の上の方を人差し指でスッと指し、また無視を決め込みました。
かなりカチン!ときましが、その指差ししたところを見てびっくり。
コピー用紙にマジックで、こう手書きされていました。
「注意! どなた様もお釣りの無いように!」
そう、彼にとっては釣りの必要な人は客では無かった訳です。
幸い、小銭入れに100円玉が数枚入っていたので、無事にフェリーに乗り込むことは出来ました(^_^;)

20歳台後半の彼に、このような仕事しか無い世の中が悪いのか、それとも彼が悪いのか...。
それ以上、彼に腹を立てることが出来ませんでした。
更なるアンニュイな人もいましたが、その事は別記事で(^^ゞ

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