今日のタイトルは少し汚い？
いえいえ、男なら、こう思うことの一度や二度はあると思います。
今日はその例を一つ。
先日、ユーザーから電話が有り、私の扱う商品への問い合わせでした。
内容を聞いて、「一度、詳しい提案書をお届けします。」と約束し電話を切りました。
ただ、その商品、クラウンと同じくらいの価格なので、提案書を郵送するのもユーザーさんに失礼。
直接届けるにも、ユーザーさんが遠地であるため直ぐには無理。
そこで、ユーザーさんと同じ地元の代理店さんに相談したところ、Ｕ係長さんが、そのユーザーの担当との事。
それでは！と言うことで、提案書のお届けはＵ係長に対応してもらう事に．．．。
東京本社のクラークさんに、Ｕ係長さんへ提案書を直接送る様に手配をして一安心していましたが、Ｕ係長から突然電話が有り、「明日、ユーザーさんへお届けする約束をしているが、提案書がまだ手元に来ていない。どうなんてるんだ！」とクレーム。
私が本社に確認すると、明日届くように手配しているとの事。
それで、Ｕさんに電話をし「明日には手元に届くと思うので、ユーザーさんとの約束を延期してもらってください。」と言うと、「そんな事、今さら言えるか！どうしてくれるんだ！」と言い出す始末。
仕方ないので、私がユーザーに電話を入れ、事情を説明すると、なんととんでもない事実が判明。
ユーザーが言うには「明日しか都合が付かないとＵさんが言うので、仕方なく明日時間を作ったんです。私としては来週にしてもらうと助かるんです。」との事。
言いたい放題言っていたＵさんに電話をし、「ユーザーは来週の方が都合がいいと言ってますので、来週にして下さい。だいたい、提案書が届く日を確認せずにユーザーと約束したりするからです。」と言ってやりました。
そうすると、とんでもない言葉がＵさんの口から．．．。
「お前が行ってくれと頼むから行ってやろうとしているのに、なんだその口の利き方は！」
．．．．．．はっきり言って、呆れました(^_^;)
怒るというより、呆れ果てました．．．。
１０秒ほど沈黙が流れ、次に私がＵさんに言った言葉。
「Ｕさん、私は営業担当ですが、取引先と商談する時は会社の代表としてお話していますし、その権限も与えられています。それはＵさんも同じですよね。御社を代表する者としてメーカーの私に今の言葉は投げられたと解釈します。ただこれだけは言っておきますが、今更、吐いた唾は呑めませんので、覚悟しておいてください。」
その後、ユーザーに電話をして「こちらの手違いがあり、代理店を変えたいがよろしいですか？」と聞いたところ、快くＯＫを貰ったので、地場の別の代理店に対応を依頼しました。
そして、Ｕさんの上司に電話をし「あの件は、別の代理店に動いてもらう事にしましたので、今後一切口を出さないでください。また、理由はＵさんに聞いてください。」と言っておきました。
その１週間後には、Ｕさんの勤務先である代理店への卸価格は一律１５％値上げ、そして年度末には売り上げ金額が少ない事を理由に代理店契約解消となりました。
今でも代理店の社長さんから何度も「謝罪のため会いたい」と言う連絡を貰っていますが、すべてお断りしています。
冷たいようですが、私は確信を持って吐かれた唾を呑み込んで、何もなかったように出来るほどお人よしじゃありません。
と言うか、社会人として未熟すぎますね、このＵさん。
頼んだんじゃなくて、私が仕事を回してやったのに気付かないなんて．．．(-_-;)
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