2013年5月21日火曜日

女性の管理職

営業職の私の携帯電話は、休日関係無しにコールが入る。

休日に電話をもらっても、その日に対応できない事がほとんどだ。

それでも、ユーザーや代理店は、電話で相談することで安心できる。

「休み明けの対応でも大丈夫だと思いますよ♪」

そう言うと

「お休みのところ電話をしてスミマセン、よろしくお願いします。」

と、相手が逆に恐縮し、場合によっては感謝される。

私の休みに電話をしてくる理由が、必ずしも緊急という事では無い。

では何故、彼らは私の休日に電話をしてくるのか?

答えは簡単、彼らにとって休日では無いからだ。

だから、私が休みだからと言って、携帯電話の電源を切ることは無い。


先日、急用で平日の昼12時半ごろ、本社スタッフの直通番号に電話をした。

何度コールしても電話に出ない。

仕方ないので別の担当者に電話をし、無理を言って対応してもい、解決した。

13時半過ぎに、最初に電話に出なかった担当者から電話がかかってきた。

「電話されましたか?」

本社の電話機は、着信履歴が残る機種では無い。

不思議に思った私は、わざとこう尋ねた。

「着信履歴を見て電話した?履歴の残る機種に変わったの?」

そうすると、驚く回答が返ってきた。

「食事中なので電話を取らなかったんです。でも着信時にあなたの番号が表示されていたので。」

そう、食事時間なので、電話に出なかったというわけだ。

しかも、表示されている番号から、私からの電話だと分っていたわけだ。

皮肉たっぷりに、私はこう言った。

「お昼時に電話をして悪かったね。」

そうすると、返ってきた言葉がこうだ。

「私は、ON・OFFをハッキリするタイプなので...。」

パートタイマーや契約社員ならいざ知らず、この人はマネージャー。

しかも、会社内で唯一の正社員で女性のマネージャーである。


このブログを女性が見ているかどうかは分らないが、批判を覚悟で個人的な意見を書く。

日本では、女性の管理職が少ないという。

だから女性の管理職を○%まで増やすと、企業側は目標をたてる。

私から言わせるとナンセンスだ。

正直なところ、仕事上でバランス感覚がある女性は男性より少ないと思う。

能力があっても自己中心的だったり、派閥意識が強かったり。

場合によっては、仕事の出来る振りが上手な人もいる。

バランス感覚のある事を、私は「糊代が広い」と表現する。

つまり、担当以外の事でも、有益だと思えば積極的に実践できる、という事になる。

会社に出社していて、食事時間だといってスイッチを切っているようでは管理職には向かない。

ましてや、仕事の合間に時間を見つけて食事を済ませている営業に、食事中だから電話に出ない、などと平気で言えるその感覚では管理職は無理だ。

もし、食事中に電話に出ない、と言い張るなら、パートとして働く方が合っていると思う。

自分の働きたいときにだけ、働けるからだ。

正社員には権利もあれば義務もある。

ましてや、マネージャー職ならさらに責任も伴う。

肩をたたかれる前に、気付いてくれるといいのだが...。


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