2014年2月17日月曜日

留守番電話のマナー

今の携帯電話(スマホ含む)には留守番機能が必ず付いている。

大きく分けて下の2通りがある。

1.電源ONの状態で電話を取れないときに、携帯電話器側で録音する場合。

2.電源OFFや電波が届かな等のときに、携帯電話会社側で録音する場合。

「1」のケースは無料で、「2」のケースは有料だったと思う。

どちらも「要件を録音する」という意味では同じだ。

とても便利な機能だ。


これとは別に、着信履歴という機能も必ずと言っていいほど付いている。

着歴とも言う。

どういう機能かは、今では常識なので、ここでの説明は割愛する。

で、この機能も便利だ。

そうたいした要件ではない場合、留守電に要件を残さず電話を切る人がいる。

その場合でも、いつ電話がかかって来たがわかる。

「すみません、電話をいただいていたようで...」

と後からかけ直す。

「いやー、大した用ではなかったんだけどねぇ...」

と、応答してくるケースが多い。


まぁ、それは横に置いておいて。

先週末、留守電を整理していたら予想外にびっくりした。

留守電に吹き込まれる要件の殆どは、以下の内容だったからだ。

「留守電を聞かれたら、折り返し電話をください。」

10件中、7~8件は、こんな感じの伝言だった。

この場合、内容も分からず折り返し電話する事になる。

相手が電話を取って、初めて要件の内容が分かる。

が、その内容によっては調べて回答する必要があるケースも...。

そうなると、「調べた後、また折り返し電話します。」となる。

全く無駄なやり取りだ!

留守電に要件をきちんと残しておいてくれれば、予め調べて電話することが出来る。

そうすると、その場で決着がつく。

なのに何故こんな留守電を残すのか、私には理解できない。

「留守番電話の機能」と「着信履歴の機能」とは別物だと理解できていないのだろうか。


「留守電聞いたら電話くれ。」

こんな伝言、友人、家族、恋人なら別にかまわない。

そういう余白も必要だろう。

ただ、ビジネスになると別だ。

年齢や役職は関係ない。

ビジネスマナーの問題だ。

私に言わせるとこんなメールと同じだと思う。

「このメールを見たら電話くれ。」

これを非常識なメールだ、と思うのは私だけだろうか。


この記事を読んでいる人にも、かなりの確率でいるかもしれない。

冒頭にも書いたが、留守番電は「要件を録音する」機能だという事を忘れないでもらいたい。

なかには、留守番電話で説明できないような複雑な要件もあるだろう。

その場合は、そう伝言に残しておけばいい。

「留守電では説明しづらいので、折り返し電話をください。」

それだけの事である。


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