大きく分けて下の2通りがある。
1.電源ONの状態で電話を取れないときに、携帯電話器側で録音する場合。
2.電源OFFや電波が届かな等のときに、携帯電話会社側で録音する場合。
「1」のケースは無料で、「2」のケースは有料だったと思う。
どちらも「要件を録音する」という意味では同じだ。
とても便利な機能だ。
これとは別に、着信履歴という機能も必ずと言っていいほど付いている。
着歴とも言う。
どういう機能かは、今では常識なので、ここでの説明は割愛する。
で、この機能も便利だ。
そうたいした要件ではない場合、留守電に要件を残さず電話を切る人がいる。
その場合でも、いつ電話がかかって来たがわかる。
「すみません、電話をいただいていたようで...」
と後からかけ直す。
「いやー、大した用ではなかったんだけどねぇ...」
と、応答してくるケースが多い。
まぁ、それは横に置いておいて。
先週末、留守電を整理していたら予想外にびっくりした。
留守電に吹き込まれる要件の殆どは、以下の内容だったからだ。
「留守電を聞かれたら、折り返し電話をください。」
10件中、7~8件は、こんな感じの伝言だった。
この場合、内容も分からず折り返し電話する事になる。
相手が電話を取って、初めて要件の内容が分かる。
が、その内容によっては調べて回答する必要があるケースも...。
そうなると、「調べた後、また折り返し電話します。」となる。
全く無駄なやり取りだ!
留守電に要件をきちんと残しておいてくれれば、予め調べて電話することが出来る。
そうすると、その場で決着がつく。
なのに何故こんな留守電を残すのか、私には理解できない。
「留守番電話の機能」と「着信履歴の機能」とは別物だと理解できていないのだろうか。
「留守電聞いたら電話くれ。」
こんな伝言、友人、家族、恋人なら別にかまわない。
そういう余白も必要だろう。
ただ、ビジネスになると別だ。
年齢や役職は関係ない。
ビジネスマナーの問題だ。
私に言わせるとこんなメールと同じだと思う。
「このメールを見たら電話くれ。」
これを非常識なメールだ、と思うのは私だけだろうか。
この記事を読んでいる人にも、かなりの確率でいるかもしれない。
なかには、留守番電話で説明できないような複雑な要件もあるだろう。
その場合は、そう伝言に残しておけばいい。
「留守電では説明しづらいので、折り返し電話をください。」
それだけの事である。
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