2012年2月20日月曜日

アンニュイな人々...その2

大人4人無事に離島に着き、そこでの仕事を終え、今度は帰りのフェリー乗り場でのこと。

往きのフェリー乗り場で、この船会社、釣り銭を準備していないことは学習済み。

なので、窓口のおばさんに、往きと同様に私がまとめて釣り銭のいらないように4人分支払い4枚の乗船券を入手。

で、往きのフェリーの切符を買ったときと同じお願いをしました。

「宛名なしでかまいませんので、領収書を4枚、お願いします。」

往きのフェリー乗り場では問題なかったのですが、帰りのフェリー乗り場では信じられない返事が...

「4枚も?」

その言葉をすぐに理解できず、聞き返す私。

「え?」

そうすると、少し切れ気味に窓口のおばさん。

「だぁかぁらぁ、4枚も書くの?」

頭の中で何かが“プチッ”と音を立てて切れましたが、そこは大人、どうにか怒りを抑えて...

「はい!書いてください!」

と、少し強めの口調。

おもむろにペンと領収書の冊子を出して、書き始めるおばさん。

それを見た私、心の中で(勝った!)と、ひそかにガッツポーズ。

ところが、聞こえてきたんです...

「チッ」

そう、舌打ちしやがったんです、このおばさん。

ここまで来ると、このアンニュイさ、尊敬に値するかもしれません(^_^;)

ちなみにそのおばさんの書いた領収書、惚れ惚れするような達筆でした。

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